デジカメ黎明戦記(3)〜楽しかったCyber-shot DSC-F3

SONY Cyber-shot DSC-F3
 デジカメの画像形式に現在でも使われる「JPEG」形式。Joint Photographic Experts Groupの略称であるこの規格は、1986年に画像の統一規格を検討するJPEG委員会が発足し検討を重ね、最終選考に残った日本/米国/フランスの3方式から、最終的にフランス方式が採用されたそうです。

 この経緯について、選考過程に加わった安田浩氏(東京大学名誉教授)。後日談として「フランス方式が優れていたから、日本は手を引くので米国も引けと説得した」なんて逸話が残っております。
 
 そんなJEPG形式は1992年に規格化されて以来、現在でも使われているデジカメに欠かせない息の長いフォーマットとなりました。
 
 さて、デジカメ黎明期だった90年代の悪戦苦闘は以前の記事(第1回、第2回)で掲載していますが、まだまだ続きます。第3回目の今回は、ようやくデジカメとしての楽しさ・可能性を感じることのできた「SONY Cyber-shot DSC-F3(以下、DSC-F3)」について。
 
※以下、続きは下記サイトに再編集の上、移設しました。
ソニー製コンパクトデジタルカメラをAmazon.co.jpで探す