最近の空港カードラウンジ、慢性的に混雑。
いつのまにやら。JCBビジネスカード(ゴールド)の空港ラウンジ(カードラウンジ)の使用回数に上限が設定されていたのですね、知りませんでした。
Q:空港ラウンジの利用回数に制限はありますか?
https://j-faq.jcb.co.jp/faq/show/5078?category_id=123&site_domain=default
先日、出張で飛行機に乗った際、空港のカードラウンジを使おうと思ったら「・・・お客様は年間の上限を超えているのでご利用いただけません」と言われ面くらいました。
コロナ前、多い時は年間20回くらいカードラウンジを使っていたので、回数上限など意識したことなかったのですがね・・・いま私のカードでは年間わずか6回しかラウンジを使えないようです。
私が使っているのは「JCBビジネスカード」なる「一応ゴールドカード扱い」な法人カード。勤務先の関係で申し込みをしたのですが、カード会員の年会費は無料(!)なのにゴールドカード扱いとなっている不思議カードです。
上記ヒエラルキー図でいうと、いわゆるゴールドカード系の「最・底・辺」。年会費0円の代わりに、幾ら使ってもステータスの上昇はありません。それでも空港ラウンジは通常のゴールドカードと同様に無制限で使えていました。
正直、このビジネスカードをメインのカードとして積極的に使う理由を見出すのは難しいですが、なにせ年会費0円なのでサブカードには最適です。
一般的なゴールドカードは年会費が11,000円以上はしますので(因みにアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費は31,900円(税込))、ケチな私は他のゴールドカードを解約。ここ暫くはJCBビジネスカードだけで過ごしていましたが、これまで全く不都合を感じてきませんでした。
新型コロナの影響で出張も激減し、しばらく飛行機に乗る機会が減っていたのですが、その間に色々と改訂があったようで冒頭に記載したように無制限だった空港ラウンジの利用も年6回と大幅に縮小となったようです。往復で考えると僅か3回分ですね・・・。
かと言って今更、他のゴールドカードを高い年会費支払ってまで再申込する気にもなれず(過去にゴールドカード系を退会した人は再審査は厳しくなる?)。
話は少し変わりますが、ここ最近の空港ラウンジは混雑がすごいですね。
昔、こんなに人多かったかなぁ?、と思ったら、いまやゴールドカード保有者の80%が年収600万円未満、さらに最も多い層は年収200万円未満で全体の4割近い39.6%も占めるようです。
ゴールドカード大衆化の流れもあってか、空港ラウンジのサービスも低下している感が否めません。
昔は朝行くと数量限定でクロワッサンを貰えたり、ドリンクの種類も豊富だったりグラスやマグカップでいただけたのですが、新型コロナ対策を名目に朝食クロワッサンの提供は無くなり、ドリンクの種類は大幅減に、そして安っぽい小さな紙コップに変わったり・・・。
カードラウンジだけでなく、航空会社が用意する上級ステータス会員向けのラウンジでも同様にサービス低下と混雑があるようですね。
私は飛行機にそれほど乗らない&マイラーでは無いのでステータスが低くく、航空会社のラウンジは使えません。少し前にキャンペーンで航空会社のラウンジを一度だけ利用させて貰った事ありますが、あまりの混雑ぶりに驚いたものです。
ほんの5〜10年程前迄の印象では、カードラウンジも基本的には空いており、ターミナルの混在から逃れて静かに過ごす為の空間であった筈のですが。いまやどこも大混雑すし詰め状態なのですね。
参考までに、空いていた頃の各空港カードラウンジの様子です↓
2011年当時:新千歳空港カードラウンジの様子
2010年当時:中部国際空港(セントレア)カードラウンジの様子
2011年当時:羽田空港カードラウンジの様子
2009年当時:秋田空港カードラウンジの様子
2009年当時:函館空港カードラウンジの様子
2017年当時:仙台空港カードラウンジの様子
2018年当時:小松空港カードラウンジの様子
2008年当時:関西国際空港カードラウンジの様子
もっとも今の私は前述のように最底辺ステータスの無料カードで利用させて貰っている身なので、文句を言える立場ではありません。・・・身の程を弁えます。[了]