オートフォーカス眼鏡「ViXion01S」に未来の手応え
幅広い視力をカバーした上に近視も遠視も老眼も対応可能なオートフォーカス搭載メガネ「ViXion01S」を体験する機会がありました。
私の住む札幌の隣り街にある江別蔦屋書店にて2024年11月23日(土)〜24日(日)の2日間に渡り、特設ブースが設けられ体験会が行われました。レビュー記事は既にネット上で溢れている為、私が気になった点のみご紹介します。
初代「ViXion01」及び現在クラウドファンディングで募集中の二代目「ViXion01S」をざっくりまとめると以下の通り↓
初代 ViXion01 | 二代目 ViXion01S | |
リリース時期 | 2024年7月 (一般販売) |
2025年5月 (予定) |
税込価格 | 99,000円 (Amazon.co.jp) |
64,800円 (クラファン価格) |
フォーカス速度 | やや遅い | ふつう |
視野角 | 狭い | やや狭い |
乱視対応 | × | ◯ |
メガネ外観 | サイバーパンクっぽい |
普通のメガネに近い |
連続稼働時間 | 10時間 (やや心許ない) |
15時間 (デスクワークには十分) |
総じて二代目に軍配が上がる感じでしょうか。初代のサイバーパンク感溢れる外観の方が好みだったりしますが。
とまれ、ここ最近、老眼が急速に進んだ身としては遠近共スッとピントが合うのは本当に興味深い体験でした。オートフォーカスも速くは無いものの特段不満はありません。自動車の運転などクリティカルな場面にはマッチしないでしょうが、デスクワークや部屋で日常生活を送る分には十分な性能と考えます。
ただ、まだまだ視野角は狭い為に快適さは難アリですが、オートフォーカス速度やピント精度といった性能面では必要十分な性能を達していました。
キャズムを超えるには「あと一歩」な感はあるものの、確実に「未来」が手の届くところに来ている手応えを実感させてくれる心ときめくプロダクトでした。〔了〕