Flickr、サブスク2年更新料は、22,498円。

Flickrからの請求書:サブスク2年更新料は22,498円也

写真共有サービス「Flickr」のサブスク2年更新の時期となりました。相変わらず円安が恨めしい。


海外通販やサービス利用の決済で厄介なのが適用される為替レート。ドル円レートの相場変動が激しい昨今では、レート適用タイミングによって請求額に結構な差が付いてきます。

今回は2年分の更新料$143.76に対し、確定した日本円での請求額が「22,498円」。

逆算すると「$1=156.49円」計算。更新日である2024/11/2の米ドル対円相場・仲値(基準レート)が152.05円だったので約640円程を損した感は否めず。

640円というと端金(はしたがね)に思えるかも知れませんが、スタバの「エスプレッソ・フラペチーノ」トールサイズ1杯分に相当する訳で、中々に勿体無いのです。

 

2年前、2022年の更新時もFlickrサブスク料金の値上げと円安の影響が重なり「高い!」と嘆いていたのですが↓


今回は更なる円安で前回更新時より「+約1,240円」になっている訳ですからね。円安、恨めしや。〔了〕

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※補足情報:世界最大規模の写真共有サービス「Flickr」とは

写真愛好家やプロのフォトグラファーから高い評価を受けるオンライン写真共有プラットフォーム「Flickr」は、2004年に誕生して以来、デジタル写真技術の進化とともに発展し、高品質な画像をオンラインで公開し、広く共有することができるプラットフォームとして世界中の写真愛好家に利用されている。

Flickrが提供するサービスの最大の特徴は、高解像度の画像を損なうことなく保存できる点にある。一般的なSNSではアップロード時に画像が圧縮されるが、Flickrではオリジナルの画質が保持されることから(※有料Pro会員向けサービス)、ディテールにこだわるフォトグラファーにとって理想的な環境が提供される。加えて、Exifデータ詳細を併記することで撮影環境や機材情報の共有も可能。

検索機能もFlickrの強みの一つ。タグ付けを活用することで、特定のテーマや被写体を簡単に検索することができ、膨大な写真の中から目的に合った画像を迅速に見つけ出せる。他にもアルバム機能やグループ機能が充実しており、共通の関心を持つユーザー同士が交流を深める場としても機能している。

Flickrではライセンス管理にも重点が置かれており、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを適用することで、写真の利用範囲を柔軟に設定することが可能となり、撮影者の意図に沿った形で作品が活用される環境が整えられている。このため、著作権に関する意識の高い写真愛好家に適したプラットフォームとなっている。

Flickrは単なる写真共有サイトにとどまらず、写真文化の発展を支える重要な役割を担っている。アマチュアからプロフェッショナルまで、多くのフォトグラファーが自身の作品を発表し、アーカイブできる場として活用している。デジタル写真が広く普及し、高品質な撮影が誰にでも可能となった現代において、Flickrの存在価値も再評価される日が来ることを、ユーザーのひとりとして願っている(現在Flickrのプレゼンスは相対的に決して高くはない為)。