iPad Pro、Bluetoothキーボードから U・I・O・P が打てない件
パソコンでお馴染みのキーボード「QWERTY配列」。初期のタイプライターがアームの衝突を防ぐため打鍵速度を落とすようワザと「打ちにくい配列」にしたという説を聞いたことある人も多いと思います。
真相はやや違ったようで、当時、各社様々な配列を模索していた中、1882年にレミントン社が現在のQWERTY配列を採用、その後まもなくレミントン社がアメリカンライティングマシン社などと共同でユニオン・タイプライター社を設立したことから、結果的にQWERTY配列に落ち着いた「デファクトスタンダード説」が真相のようです。
それはさておき、手持ちのiPad Pro (10.5 inch / iPad OS 13.4) に、久しぶりにBluetoothキーボードを接続したところ、なぜか U・I・O・P のキーが入力できない。
キーボードが壊れたか・・・と思って違うBluetoothキーボードを接続するも、同じく U・I・O・P のキーが入力できない。これは何か他に原因があるのだろう、と問題なく使えた以前と今で何が違うか考え、心当たりがあったのが「マウス」の存在。最近、iPad OSがマウスに対応したことでBluetoothマウスを接続して使っていました。
ネット上で色々調べてたどり着いたのが以下のサイト↓
原因は〔設定〕→〔アクセシビリティ〕→〔タッチ〕→〔AssistiveTouch〕→〔マウスキー〕→〔マウスキー〕がONになっていると、 キーボードでマウスポインタを制御する機能が作動する関係で、U・I・O・P のキーが入力できなくなるようです。
新しいiPad Pro の「Magic Keyboard」が話題の昨今ですが、QWERTY配列の生みの親とされるクリストファー・レイサム・ショールズ氏も、この配列を持つキーボードが約140年後も話題になっているとは思っても見なかったでしょうね。〔了〕