SHOKZの骨伝導は難点多いが適切な代替えが見つからない

SHOKZ OPEN COMM UC. - Bone conduction headset.
ーーー(2023/9/2追記)ーーー

2023/9/1に、後継モデル「SHOKZ OPEN COMM 2 UC」がリリースされました。


既に2023年6月の「Interop Tokyo 2023」で発表がされていましたが、私の持つSHOKZ OPEN COMM UC」と「SHOKZ OPEN COMM 2 UC」との違いとして最も気になるマイク性能も向上しているようですね。

先行リリースされていた海外の下記比較レビューが分かりやすいです↓

ーーー(追記はここまで)ーーー

 

リモート会議用に骨伝導イヤホン「SHOKZ OPEN COMM UC」を活用しています。ヨドバシカメラで税込27,880円と結構良いお値段しますが奮発して買いました。

ネットでは絶賛している人と微妙な感想を述べている人に大別されますが、率直に言って私にとっては微妙・・・これが6,980円ならまだしも、27,880円は流石にコスパが悪すぎると感じました。

 

SHOKZ OPEN COMM UC」のデメリットを言うなら、まず(よく言われることですが)骨伝導は大きな音量がでません。うるさい空調の近く等では、よく聞き取れない程(この対策として耳栓をすることで外音を遮断すると共に、骨への音の伝わりをよくすることができますが、これでは耳を塞がない骨伝導イヤホンを使う利点をスポイルしますからね)。

他にもネックバンド部分の締め付けが結構強く、長時間装着していると頭が痛くなってくるのも厄介。

そして、慣れの問題かも知れませんが、骨伝導を長時間使ってると何だか酔うような気持ち悪さを伴うのも嫌な感じ。ネット上で検索すると同意見が多数みられるので、割とメジャーな問題のようですね。

  

反面「SHOKZ OPEN COMM UC」のメリットとしては、耳を塞がないので外耳炎にならないのと、ノイズキャンセリング機能付きマイク性能の良さです。

リモート会議において最も重要な性能はマイク性能だと私は感じており、会議では「とても声が聞きやすいね」と好評です。

メリットらしい点はこれくらい。そう考えると27,880円はさすがにコスパが悪すぎるのですが・・・残念なことに他に代替えとなるワイヤレスでマイクにノイズキャンセリング機能の付いた骨伝導イヤホンは(怪しい中華パチモンを除くと)「SHOKZ OPEN COMM UC」くらいしか無いのが現状です。

  

ちなみに、これまで愛用していたのはエレコムの有線USBヘッドセット「HS-HP101UNCBK」↓

This headset removes the noise and carries only my voice. - ELECOM HS-HP101UNCBK.

この「HS-HP101UNCBK」はノイズキャンセリング機能マイクがとても優れたヘッドセットで、声以外の余計な周囲の雑音を掻き消してくれるのが大変便利です。

例えばスグ横で(普通に聞こえる音量で)ラジオを再生しても、マイクは私の声だけ拾って相手に伝えてくれます。(音楽用ヘッドホン等に見られるリスニング用のノイズキャンセリングではなく)マイクにノイズキャンセリングが備わっているのはリモートワーク時代に必須の機能だと感じました。

 

そんな優秀なヘッドセット「HS-HP101UNCBK」ですが、難点が2つあります。

1つは有線ケーブルのため長引く会議の途中にコーヒーを注ぎにいくことができない点。2つ目は大きさ。テレワーク時は気になりませんが、出社時や出張時など持ち歩くのには不向きでした。

加えて、私は会議のほぼ全てがリモートなので、毎日それなりの時間をヘッドセット装着したまま過ごしていたことから、慢性的な外耳炎に悩まされていました。
 

そうした経緯もあって、耳を塞がない骨伝導イヤホン且つノイズキャンセリング機能マイクを持つ「SHOKZ OPEN COMM UC」に行き着いた訳ですが・・・前述のように私にはちょっと微妙であり・・・

理想のヘッドセット探しは、まだまだ続きそうです。〔了〕