ワインを飲みながら、医学の進歩に想いを馳せる正月
先述のように年末に私を含め家族で新型コロナに感染して体調悪く、室内に閉じ籠る年末年始の6連休。
仕方なく(?)昼から飲んでいた訳ですが、その中でも美味しかったのが近所のカルディで購入した「ウニタ・ロゼ」。北海道余市町にあるキャメルファームワイナリー産の地元・北海道ワインでした。
さて、新型コロナ感染は二度目となるのですが、以前の感染後に後遺症(自己免疫疾患/動悸/息苦しさetc)が半年以上も続いた事もあって、今回は「ラゲブリオ」が処方されました。
聞いて驚け、このラゲブリオの薬価は1錠2,357.8円。4錠 × 1日2回 × 5日分 = 計40錠、つまり1回の処方で94,312円(!)もします。そして、本来であれば3割負担なので約28,300円の負担となりますが、2024年3月末迄は自己負担9,000円迄で処方して貰えます。
服用して実感したのは、私の場合は有意に効果を発揮したこと。僅か3回の服用時点(=2日目)で、ほぼ辛い症状は消えました。前回の感染時に丸々10日間も高熱が続いた事を考えると、この差は大きいです。医学の進歩はすごい・・・
新型コロナには現在(2024年1月時点)大きく3種類が認可されています。
(1)ラゲブリオ
(2)パキロビッド
(3)ゾコーバ
私が服用したのは(1)ラゲブリオですが、(2)パキロビッドに比較して効果は低いとする臨床結果があるようですね。それでも私にはよく効きました。(3)ゾコーバについては、前述の2つとは性質が異なり、重症化リスクを低下させるものでは無いとのこと。
今回の実体験から「もし自己負担が28,300円になったとしても」私は処方を希望するでしょうね。・・・これはひょっとしたら、2020年から4年近く続いたコロナ禍を変えるゲームチェンジャーになるかも知れないと期待を寄せたくなる程です。
まだ動悸や息苦しさの症状が続いているので今後の後遺症に注視していきたく考えますが、医学の力を垣間見た経験でもありました。〔了〕
※その先には「心不全パンデミック」の可能性を理研が警告しているのが気がかりですが・・・