かんすぴ盆栽日記 〜 ネジ穴補修編(V6.0)

DIY speaker build.

かれこれ6回目となる「かんすぴ盆栽日記」。FOSTEXの出すDIYスピーカーキット「かんすぴ」を少しずつ弄っていこう!という連載記事です。


前回の記事にあるように、スピーカーユニットを交換しようとしたら、交換前のスピーカーユニット(FOSTEXのP800K)装着時のネジ穴と、今回装着しようとしているユニットのネジ穴が近接しすぎて、互いのネジ穴が繋がってしまいかねない問題が生じました。

 

そこで元々のネジ穴を「木工パテ」で埋めて行こう、というのが今回の試み。・・・なかなか進捗が捗りませんが、ステイホームが続く昨今には悪くない話でしょう。

購入した木工パテはセメダイン社製「木工パテA(タモ白)」(約500円程)。本当は色のあう「木工パテA(ラワン)」を買ったつもりだったのが、間違って選択してしまったようです(苦笑)。とは言え、この機会にエンクロージャ自体の色も変えようと思っていたので、まぁ良いや、と。

穴埋めが終わったら、紙ヤスリで表面を平らにします。パテの説明書を読むとパテで埋めてから24時間以上経過すると、表面の研磨が可能になるとの事。尚、ネジ穴などを開ける場合は、パテ埋めから3〜7日目以降に作業が必要との事。気長に待ちましょう。

前述のように、元々のエンクロージャ表面の色を変更するつもりでしたので遠慮なくヤスリで削ってますが、元の色(木目)を生かしたままにするのであれば硬化後にヤスリがけするのでは無く、(パテの色を合わせると共に)硬化前に付属のヘラで平坦にしてヤスリ掛けは最小範囲に(もしくは不要に)するのが良いでしょうね。

 

DIY speaker build.

さて表面の色替えですが、塗装はハードルが高いのでウォールシート(壁紙)を用いる事にしました。昨今のリフォームブームもあって様々なウォールシートが出ていますので、好みに合わせてチョイスできます。

私の場合、元々のエンクロージャが持つ風合いから、ほんの少しだけ色合いを明るめにしたい程度だったので、似た色合いの茶系シートを選ぶことに。

・・・ぶっちゃけた話、この壁紙はダイソーで買いました(苦笑)。

 

DIY speaker build.

難儀なのはフロントに開けられたバスレフポート部分。ここは切りっぱなしな部分なので、ここを如何にキレイな円形でシートを切るかがポイントですが、私は先にシートをエンクロージャに貼り付けて、穴に指を押し当て、そこに出来たラインに沿ってカッターで切りました。コツはカッターの刃を新しいモノにして切れ味よくする位でしょうかね。

パテ埋めした箇所が十分に硬化したことを確認後、新しいネジ穴を開けていきます。

 

DIY speaker build.
DIY speaker build.

こんな感じに仕上がりました。中々、雰囲気のある佇まいになったと考えます。

さて、肝心の音色ですが、、、それは次回にご紹介します。(まだまだつづく