全てを飲み込む、Apple。

MacBook Air (M1).

今更ですが、MacBook Air (M1)を購入しました。メモリこそ8GBモデルですが、せめてGPUは8コアにし、ストレージも512GBにしたので、142,780円(税込)となります。

 

驚いたのがスピーカー音質の良さ。キーボード左右についている内蔵スピーカー、まったく意識せずに何気なくApple Musicで音楽を再生したとき「!」と2度見してしまいました。

低音こそスカスカなものの、伸びやかな高音がビビりも少なく澄みやかに奏でる奏でてくれ、大袈裟でなく音がMacBook Airの上辺りに広がっているような感覚となります。

Dolby Atmosにも対応しているので、いわゆるAppleのいう「空間オーディオ」の再生が可能ですが、こちらは肝心の音源が未だ熟れていない感が否めず。正直、私にはピンと来ませんでしたが、そう遠からずメリットを感じる時代になるのかも知れませんね。期待の技術と言えます。

 

Speaker Insulator.

ときに以前、長女にFOSTEXのフルレンジミニスピーカーと中華アンプの組み合わせで簡易オーディオを与えたものの、結局のところスピーカーセットは使われず。手軽さからiPhoneのモノラルスピーカーでYouTubeの音源を聴いていた長女を見た時には愕然としたものです。

 

My oldest daughter got her new "Apple iMac 2021(M1)".

そんな娘(中1)に今春、新しいiMac 24インチ(M1)を買い与えたところ、このiMacの内蔵スピーカーも音質が良く、ちゃんとHiFiな音がするではないですか。それでいて使い勝手も良い事から、ようやく娘もiPhoneスピーカー音質から卒業してくれました。

・・・ただ残念なのは、折角システムとしてのスピーカーは良くなったのに、肝心の音源が相変わらずYouTubeメインな事でしょうか。せっかくApple Musicサブスクにも加入し、ロスレス音源で聴けるのに音源がYouTubeではガッカリです・・・

 

我が家では昨年、嫁さんのMacBook Air (2020 Last Intel)を購入し、今春に長女のiMac (M1)、そして今回は私のMacBook Air(M1)と、ここ2年で我が家のMacは一新された訳ですが、つくづく思うのはApple製品の満足度の高さ。

Macがあれば、単品のステレオ機器でさえ不用と感じる昨今。すべてをAppleが飲み込んでいく世界。そりゃ名門ONKYOも危機に瀕するよな・・・と実に感慨深いです。〔了〕