やっぱりG1Xが好き


コロナが収まらない昨今ですが、北海道の短い夏を有効に愉しむ為にも、テレワークを終えたらスグに近所の公園で出掛けるように心掛けています。


健康上の問題から、最近では殆ど飲酒することの無い私ですが、この日は体調も良かったので、ワインとPowerShotをバックパックに詰め込んで、公園に出かけてみました。
 

こういう寛いだ気分のとき、傍にいるのは決まってPowerShot G1Xです。いまから8年以上も前の2012年製の不人気コンパクトデジカメを、これほどシツコク使っていて、尚且つ、こうしてネット上に記事化しているのは、もう私くらいでしょう(苦笑)。

私が此れ程までにPowerShot G1Xを愛するのは、よく手に馴染む使い勝手の良いカメラだからに他なりません。とりわけ硬質感あるメタルボディと、各ダイアルをカチカチと回す感触であったり、ずっしりとした重量感が良い意味で「カメラらしさ」を感じられて気に入っています。
 

ライカのようなオールドスタイルとも違い、かと言って富士フィルムXシリーズのようなクラシカル趣味でも無い、独特なネオクラシカル風な佇まいも気に入っている点です。
 
そんなお気に入りのPowerShot G1Xを眺めながら、夕暮れにいただくワインは最高に美味しいのは言うまでもありません。
 
さて、私のPowerShot G1X、実は細かく手を入れており、元の仕様とは使い勝手や若干趣きが若干ですが異なっている点も愛着ポイントなのかもしれません。・・・誰も興味ないでしょうが(苦笑)、ちょっと紹介させていただくと・・・↓
 

まず我が家のカメラには一通り装着しているのが、米国ピークデザイン社のアンカーリンクス(V4)。虫の触覚のように左右に飛び出ているのは見た目としてはイマイチですが、便利さには敵いません。
 
また、Canonロゴのついたレンズキャップ(58mm)。実は標準状態のPowerShot G1Xでは装着することができず、間にフィルターアダプターのFA-DC58Cを装着しています。
 

よく見ると、私が装着しているのは純正FA-DC58Cの互換品、要は中華製コピー商品。なぜ敢えてコピー商品を用いているかというと、純正品はプラスチックなのに対し、中華コピー品は金属製。手で構えた時に指が触れる部分なので金属製のほうが手触り的にも気に入っています。
 
このフィルターアダプターを装着することで58mmのフィルター(や私のように58mmのレンズキャップ)が装着できるようになります。
 

裏返しにして、まず目に付くのは雑についた黒いテープ。これはバリアングル液晶を開閉するときに少しでも楽にするように付けた「つまみ」として機能します。付け方が雑すぎるのは、何度か剥がれたのをそのまま再利用しているから、なのですがね。
 
また、3インチのバリアングル液晶には保護用のガラスフィルムを装着し、液晶割れ(過去に経験アリ)を予防しています。
 
PowerShot G1Xとあわせて、主なアイテムを並べてみました。↓
 

まず中心の(1)は、もちろんPowerShot G1X。
 
(2) NDフィルター 62mm
先述のフィルターアダプター装着の関係から58mmのフィルターが装着可能です・・・が、実はPowerShotはNDフィルター機能が内蔵されているので、外付けフィルターは不要だったりします。でも、ここは敢えてNDフィルターを物理的に装着することで気分をあげていきます(苦笑)。62mmなのはSIGMA 30mm f1.4レンズにあわせて購入した為。
 
(3) レンズキャップ 58mm
58mmなら様々な種類のが豊富に出ていますので、お好みのをチョイスできます。私は家に転がっていたのを使っただけですが・・・

(4) ステップアップリング 58mm→62mm
フィルター関係を62mmに統一している関係からステップアップリングを用いています。
 
(5) ラバーレンズフード 62mm
飛行機に乗った際に外を撮影するときや、旅先で博物館などに行った際にガラス越しに写す際に光が入りにくく遮るためのラバーフードも持っていきます。効果の程は・・・無いよりはマシ程度でしょうかね。
 
(6) 純正充電器
 
(7) スピードライト270EX
天井バウンスは可能ですが、発光部分が回転しないので斜め45度バウンス等はできません。ただ、サイズ的にはPowerShot G1Xにピッタリです(が、殆ど使わない)。
 
(8) バッテリー
純正1つと、ROWA Japanの互換品。基本的に純正品のみを使用し、出先でバッテリー切れになった際に互換品を用いる感じです。
 
(9) peak designのリストストラップCF-BL-3
peak designは微妙に割高ですが、質感の良さから結局気に入って使っています。
 
このような細々したアイテムと一緒に組み合わせてチマチマ使っていくのがPowerShot G1Xの愉しいところでしょうか。
 
Coffee.
PowerShot G1Xで撮影。夕暮れ刻でも鮮やか&繊細に描画してくれるのは1.5型センターの余裕でしょうか。クセは強いですが、なにかと頼もしいカメラです。〔了〕