真打、EOS R5が出た訳ですが、なかなかEFレンズの相場が下がらない悩み。
ついにキヤノンから真打とも言える究極のミラーレス一眼カメラ「EOS R5」が発売になりましたね。
それに伴いネット上では、さっそくYouTuberたちがネガティブな意見を発信していますが、彼らのように動画撮影をメインとするのであれば、ソニーを使っていれば宜しい。EOS R5はあくまで「写真」を撮ることがメインのカメラですからね。
YouTuberたちは、こぞって動画の使い勝手云々でケチを付けたがりますが、キヤノンはシネマEOSという別軸があるのですからね。「EOS R5は30分しか撮れない!」とか声高々に文句を言っているのを見ると筋違いな批判で残念な気持ちになります。
さて、それは良いとして、キヤノンのEFレンズ群(=旧来からの一眼”レフ”カメラ用レンズ)を愛用する者として、RFレンズ(=新しいミラーレス一眼カメラ用レンズ)の動向は当然気になる訳ですが、私が最も重視しているのは、レガシーとなったEFレンズ群の”値下がり期待”です。
キヤノンもミラーレスに移行していく中で、私の”読み”としては、レガシーなEFレンズ群は値崩れを起こし、欲しかったLレンズたちが割安で買い揃えることができるのでは!?というものでした。
実際、中古のEFレンズ(に限らず今やレガシーとなった一眼レフカメラ用のレンズ)の”買取価格”は、軒並み下がっているようですが、"販売価格"の方は(新品/中古を問わず)それほど動きが見られず、むしろ底堅い感もあります。
例えば私の愛用するEF 24-70mm f2.8L IIにおける、ここ2年の価格推移を価格.comで調べてみても以下のような状況です。
うーん。初値最安19万円(2012年)でしたから、8年経っても最大下落率は僅か14%程度。上記の直近2年における価格推移も、むしろ上がったりしている程ですからね。
もはやEFマウントはユニバーサルな存在になった、という事なのかも知れません。
そうした意味でも今回リリースされたEOS R5が起爆剤となってEF→RFマウントへの移行が加速すれば、EFレンズ群の値下がりも少しは加速するかも・・・と変な期待を込めてEOS R5を見ておりますが・・・なかなか上手くは行かないようです。
それにしてもEOS R5はすごいカメラですね。私も欲しいところですが約50万円はさすがに中々難しいです・・・むしろ同じ金額をレンズに掛けたいところです。
※参考:EOS R5動画で参考になった動画↓
※参考:EOS R5動画で参考になった動画↓