テレワーク後のマジックアワーを散歩する
あの東日本大震災という未曾有の大惨事を経ても尚、殆ど変化を見せなかった日本の社会システムが、新型コロナの影響で大きく変わろうとしています。
その一つが「テレワーク」なる在宅勤務を軸とした新しい働き方。私自身、新型コロナ感染拡大を受けて3月下旬からテレワークを軸とした勤務に。満員電車で出勤という誰得モーニングルーチン強制から解放されたのは大きなメリットである反面、在宅時間が長くなる事での運動不足が深刻になりつつあります・・・
評論家・勝間和代氏は「一万歩/日を歩く」事のメリットを実体験を元に唱えています。
(一万歩の効果を疑問視する意見も多々ありますが)私も勝間氏に同感で、実体験を元に一万歩/日を信奉。緊急事態宣言下で歩数を伸ばせなかった分を取り返すように日々、歩き続けています。
私は2017年にギックリ腰をしてから、可能な限り一万歩/日を歩くよう意識しウォーキングを始めたところ、腰痛軽減は勿論、肩こりも軽減された他、歩いている時は精神的にも安定した状態になり、その効果を感じています。
しかし前述のテレワーク以降は外出機会も無く、1,200歩/日くらいしか歩かないようになると途端に体力低下を感じるようになりました。
とは言え、感染拡大が続く中では積極的に外出する気にもなれずにダラダラ過ごしていたのですが、6月以降は陽の時間も長くなり、テレワーク後にウォーキングがてら近所を歩くと所謂マジックアワー効果で見慣れた風景も夕陽に照らされ美しく輝きます。
こうしてマジックアワー目当てで億劫な外出もヤル気が出てウォーキングしていたのですが、私の住む札幌では9月に入ると途端に陽が落ちるのが早く、業務の終了後にはすっかり真っ暗で肌寒くも感じます。
嗚呼、暗く寒く長い夜の続く時期になったか、、、と陰鬱な気持ちになりつつ、一万歩の維持がいつまで出来るか奮闘続ける秋の夜長です。〔了〕