オーディオテクニカ製ATH-SR30BTのイヤーパッド交換

How to replace ear pad for audio-technica ATH-SR30BT. (1)

長女(JC)が愛用するオーディオテクニカのBluetoothヘッドフォン「ATH-SR30BT」のイヤーパッドを交換しました。


このBluetoothヘッドフォン「ATH-SR30BT」の音色などは後述するとして、イヤーパッドは実に購入から2ヶ月程で亀裂が入り始め、そこからボロボロと脆くも剥がれていく始末。

やや脆い感も否めませんが、娘は勉強する時からYouTubeを観るときなど、毎日頻繁に使っていたので仕方ないのかも知れません。

  

How to replace ear pad for audio-technica ATH-SR30BT.

そんな訳でイヤーパッドを交換するにあたり、オーディオテクニカのサイトを見ると、純正品のイヤーパッドは型名「HP-SR30BT PK」税込1,650円。送料はクレジットカード決済の場合は全国一律400円とあり、合計2,050円。会員登録などの手続きも必要で面倒なこともあり、Amazon.co.jpを探すも見つからず。ヨドバシカメラ.comでも在庫なしの取り寄せステータス。

 

そこで、AliExpressでPOYATUというブランド名で展開している中華オーディオ関連用品会社の非純正品を購入しました。AliExpressは購入時期の為替相場によって価格変動しますが、私が購入した時は日本円で1,786円(送料込)。注文から丁度2週間で届いたので、中国発送としては優秀な部類ですね。

特段安いという訳ではありませんので普通に考えると260円ほど高いけれども純正品を購入するのが正解なのですが、私の性分として「迷ったら怪しい方を買え!」というのがあり(苦笑)、中華パチモンを購入した次第。

 

How to replace ear pad for audio-technica ATH-SR30BT. (3)

届いた品を純正品と細かく比較しましたが、特段の差異は感じられません。若干、表面の質感が異なるような気もしますが、色合いも完璧に同じです。

また、懸念していたのは、音を通す布部分の違いによって聴こえ方など音質に影響が生じないか、という点でした。これも杞憂で、全く差異を感じません。唯一、異なるのは、縫い方の目の粗さが若干感じられる程度です。


My oldest daughter's favorite wireless Over-Ear headphones “audio-technical ATH-SR30BT”.

ATH-SR30BTは、Bluetooth 5.0規格に準拠で対応コーデックはAACとSBCのみ。ノイズキャンセリング機能は搭載されておらず、昨今の高音質・高価格帯ヘッドフォンと比較すると明らかに見劣りします・・・が、これが中々、侮れない良い音を奏でてくれるのです。

基本的にはiPhoneでAppleMusicやYouTubeをカジュアルに愉しむには十分すぎる高音質であり、音の傾向としてはモニター系のヘッドフォンに近い印象でもあります。中高域がメインとなりますが、解像感も其れなりにある素直な音が好印象です。

そして、なにより約190gという軽さもあって、女性や子供が装着しても首への負担が少ないのが良いですね。娘はバッテリーの持ち時間の長さも気に入った様子(約70時間使用可能)でした。

唯一の欠点は、、、強いて挙げるなら、充電用ポートがMicro USB Type-Bという点でしょうかね。

 

SAKURAKO's favorite wireless Over-Ear headphones “audio-technical ATH-SR30BT”.

とはいえ、この愛らしくも渋みのある少しスモーキーがかったピンクの色合いは、女子が使うには最高のデザイン性です。

細部に渡って、しっかりと正統派然としたオーディオ感のあるヘッドフォンで、とても好感が持てました。〔了〕