アトムからビットへ

iMacで絵を描く長女

紙で拘って使っていたものをデジタルに替える事でパフォーマンスが向上することは多々あります。個人的に大きかった出来事は「手帳」を紙からアプリに替えた事でした。

  

Ashfordの本革手帳カバー

手帳にはそこそこ拘りを持って、厳選した本革カバーを愛用、スケジュール帳もその書き方に独自のメソッドを持って取り組んでいました。・・・が、クラウド同期の利便性から2019年に電子化を決意。以降、多少の不自由さはあれど、電子化の恩恵を感じています。

中でも便利なのは、Apple Watchとの連携。次の予定が迫るとApple Watchがそっと手元に通知してくれるので、その日のスケジュールを記憶しておかなくて良いのは負荷が減りました。

これまでは毎朝、コーヒー片手に今日一日のスケジュール把握と、その記憶を行っていましたからね。いまは記憶違いも無くなり、頭をクリアにして目の前の仕事に集中でき、電子化のメリットを感じています。

 

Apple iMac 2021(M1)

そんなフィジカルなものからデジタルへ、---アトムからビットへの適応力は、さすが若い子ども程、柔軟さが発揮されます。

私の長女は絵を描くのが好きで、これまで何本もイラスト用マーカーを買わされてきましたが「色数が足りない」事での表現の制約を取り除くため、今春、新型iMacを購入。暇を見ては何やら描いているようです。

 

娘がiMacで描いたCG

この日もスラスラと13年前に撮った嫁さんの写真を見ながらイラスト化。簡単そうに描く娘を見て、ペンを借りてみるも・・・まるで感覚が全く掴めず。ペン先と異なり目の前の画面に描画されるのは何とも言えない違和感がありますね。かれこれ3年使っているiPad Proのペンシルでさえ、いまだ違和感が拭えない私。

翻って、とくに違和感なくスラスラと描く娘を見ると適応力と若さは相関関係にあるようです。〔了〕

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