見た目より、ずっと大きなスピーカー「McIntosh XRT18」

マッキントッシュのスピーカーMcIntosh XRT18

ハイエンド・オーディオは手が届かないこともあって、詳しくは知らないのですが。某カフェ店内に置かれたスピーカーが一際、目と耳を惹きつけます。


このスピーカー、米国McIntosh Laboratory社(マッキントッシュ・ラボ)製「McIntosh XRT18」(1985年)は直径12inch=約30cmのウーハーが目を引く大きなスピーカーですが、実はその後ろにそびえ立つツイーター部分とセットで構成された、とても奇妙な形状をしています。

マッキントッシュのスピーカー McIntosh XRT18

この店ではコンクリート打ちっぱなしの壁面に、高く伸びたツイーター部分がすっぽり収まるように造られており、当該スピーカーを設置することを前提に設計されているように思えます。

 

宮越屋珈琲 Miyakoshiya Coffee.

奥の壁面にツイーター部分が顔を出しているのが見えますね。

 

店内のBGMなので、音量も控えめでしたが、それでも澄んだ音色が店内に響き渡っていたのがステキでした。

下世話な話しですが、気になるお値段は。1985年リリースで米国では$5398/ペアでした。当時のドル円相場が$1=240円ですので、約130万円となります。

仮に頑張ってスピーカーとアンプを揃えることが出来たとしても、それを鳴らし切る居住空間は買えそうにありません。ハイエンドオーディオは全く以って異世界です。[了]

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