タミヤDT-03(ネオマイティフロッグ) 吊るし状態のV1.0、シェイクダウン
2015年7月、6歳(小1)の娘用にタミヤ製2WDバギー「ネオ・マイティフロッグ(以下、DT-03)」を購入しました。
さすがに女の子なのでラジコンにはそれ程、興味は持って貰えないのですけれども「娘用」を理由に私が欲しかったのを買った感は否めません(苦笑)。
元々は更に遡ること1年程前の2014年春。上記画像のように友人がDT-03を購入し「強アンダーステアで2WDなのに驚く程に安定している」と聞いて試しに走らせたのがきっかけでした。
どんなに乱暴な操作をしてもオフロードをカッ飛んで行くDT-03に友人と「タミヤのシャシー技術は30年で此処まで進化したのか!」と驚いたものです。
娘には「英才教育」と称し(苦笑)、ピアノレッスン開始と並行して、幼稚園年少の3歳からラジコン操作を教え込みました。それより幼い時期だとラジコンの動作そのものを怖がってしまうものの、3歳くらいからは操作してみようと多少は試みるようになります。
娘に私のグラスホッパー(2WDオフロード車)を与えてはみるものの、ダート路面ではアクセル開度などの微妙な調整が難しい様子でスピンしてばかりで全く操作ができず、ラジコンに中々興味を持って貰えなかったので、強アンダーステアなDT-03ならどうだろう?と試した次第。当時は娘が幼稚園の年長(6歳)になったときでした。
すると、6歳児の無謀な操縦(常にアクセル全開からの急なステアリング捌きetc)であってもDT-03は終止安定して快走を続けてくれます。これには娘も”操っている感”を覚え、とても興味を持ってくれました。
これだけ安定した走りのDT-03なら幼い娘にプロポを渡しても安心して遊ばせることができます。
そうした確認プロセスを経て、私のグラスホッパー(奥)との良いカーチェイス相手になってくれると考え、友人に続き私もDT-03購入と至ります。
しばらくは購入時のノーマル状態(V1.0)で問題なく遊んでいたのですが、程なく問題が顕在化します。「強アンダーステアで安定している」事は即ち「アンダーステアすぎて全然曲がらない」を意味します。
無謀な運転を繰り返していた娘も、徐々にコツを覚えてくると、この強アンダーステアが逆に「意図したところで曲がれない(=正確に云うとアクセル開度の調整と併せたステアリング操作ができずに曲がりきれない)」とデメリットになってきたのです。
ここから暫くは、この極端な強アンダーステアをどう解消していくか?の模索となりました・・・が、昨今のインターネット時代ではノウハウが瞬時に拡散され、試行錯誤に苦労することなく狙った弱アンダーステアにまで持っていくことができました。〔つづく〕