タミヤDT-03・GoProマウント装着 (V1.2)

TAMIYA DT-03.

中年ラジコン活動、前回からの続き。今回ご紹介するのはタミヤ製オフロード2WDラジコン・DT-03のリアウィングの取り外しと、そこにGoProマウントを装着した「V1.2」化について。


ノーマル状態と比較すると、リアウィング取り外しにより全長が短く感じます。これをカッコいいと見るか否かは意見の分かれるところですが、純粋にオフロードバギー車と見るならウィング有りがカッコいいと考えます。

ただ、このウィングを外したステーがちょうどGoProマウントの装着に適していた為、敢えなくウィングは取り外しとなりました。

 

SONY HDR-AZ1

装着したのはGoProでは無く、ソニーのアクションカムHDR-AZ1。アクションカムで最も小型なモデルで、フルHD(1920x1080 60p/50p)の動画撮影が可能です(2015年3月にビックカメラ札幌店にて、28,490円で購入しました)。

 

TAMIYA DT-03.

このようにラジコンに装着して動画撮影します。

因にこの日は雪道で試しましたが、先日の記事でもご紹介した「OP.88 6024・4駆前輪スクエアスパイクタイヤ」の威力が凄まじく、雪道でも難なく安定した走行が可能です。

オフロードバギー全盛の80年代ラジコンブーム時代を知る人なら、後輪駆動2WDバギー車が雪道を安定して走ることも難しさが分かっていただけると思いますが、このDT-03は終始安定した走行を見せつけてくれます。

 

RC ActionCam.

友人のCC-01を追いかけ回している走行映像からの1コマ。こういう絵が撮れるのが面白いですね。

RC ActionCam.

吹っ飛んで回転する映像より切り出した画像。なかなかの迫力です。


GoProでは無く、ソニーを選んだのは「手ブレ補正機能」が付いている点でした。ただ、正直、期待していた程の効果は無く、ましてやラジコンに載せオフロードをカッ飛ばすような激しい揺れが続く使用環境ではデジタル加工での手ブレ補正はむしろ目障りな位でした。

 

少し話しは逸れますが、この類いのウェアラブルカメラの購入を検討されている方は迷わずGoProを買われるのが宜しいかと考えます。

本来ならこうした新分野のカメラは(ウォークマンがそうであったように)ソニーから出て然るべきでしたが、ソニーにはそれが出来ませんでした。最近のソニーは「ソニーならこう作る」とばかりにサラリと上から目線で”後だし”をしてきますが、このアクションカムがそうであるように、後だしな割にはGoProを超えていないのがとても残念。

結局、ウェアラブルカメラのGoPro(米国)、ドローンのDJI(中国)、電子制御カメラスタビライザーのFeiyu Tech(中国)などを見ても分かるように新分野を切り拓くのはソニーでは無くなってしまったのですからね。

( ※後日談:この後、結局GoProも買うことになりましたが、まぁGoProも大概だわね)

 

TAMIYA DT-03 and The Frog.

ソニー・アクションカムHRD-AZ1の良いところを強いて挙げるならば、やはりその小型軽量さにあります。とにかく進行方向に対する表面積が小さいの空気抵抗的にも有利・・・かも??オフロード車では無意味でしょうが、F1カーのラジコン等では活きるカモしれません。

ラジコンやトイドローンのような小さな車体に取り付けるには適しているのではないでしょうか。(つづく

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