スノーシュー遊び、どのレンズをお供にするか。

スノーシュー遊び

先日、次女とスノーシュー遊びに、近くの原生林に行きました。


こうした際、迷うのが、カメラ選び。野鳥やキツネに遭遇する可能性を考慮して200mmや300mmの重く嵩張る望遠レンズを持っていくのか、それとも自然のダイナミズムを表現する為に広角レンズを持っていくべきか。はたまた、その両方か。

 

スノーシューで冬の草原を散策

結局、この日は愛用のカメラEOS Rにキヤノンの広角レンズEF17-40mm F4Lを装着した訳ですが、そういう時に限って近くの木に天然記念物のクマゲラが木を突ついていたりします。なかなか上手くいかないものですね。

とまれ、快晴の青空を広角レンズで収めることができたので善しとしましょう。

 

SUVをスノーシュー遊びの拠点に。デイキャンプ

スノーシューの面白いところは、フカフカの新雪を縦横無尽に歩き通せるところにあります。原生林の中を散策して自然を満喫する際は、車に戻って後部座席でゆったり寛ぎながら湯を沸かして飲むコーヒーが美味しいです。

 

札幌市中心部を流れる豊平川の河川敷でスノーシュー遊び

都心部でもスノーシュー遊びは楽しく、街中を流れる川の河川敷を突き進むのも気持ちが良いもの。都心部は手近にコンビニやカフェがありますので、休憩に立ち寄って寛ぐのも良いですね。

 

近所の河原でもスノーシュー遊び

スノーシューはスキーのようにわざわざゲレンデに行かずとも、ごく近所で楽しめる手軽さも魅力です。

本格的にスノーシューを履いて冬山登りをする人たちは安全のためにチームを組んで進みますが、私の場合、主に一人もしくは娘と二人での行動となります。雪に覆われ、普段は人が立ち入らない箇所を行き来する故に、なにか不意な事故とか生じると発見が遅れるリスクはあり、どこまで進むかのリスク算定は必要です。

とは言え、簡易装備で突き進める範囲も限られていますので私はもっぱら近所の森林地帯や都市部の河川敷などが主ですが、それでも十分に面白いのがスノーシュー遊びです。

 

スノーシュー

スノーシュー含め、ウィンタースポーツ全般の共通点に、独特の心地よい疲労感があると考えます。寒い冬に屋外にいるだけで相応に体力は消耗しますから、雪の中でただ歩くだけのスノーシューであってもかなりの疲労を伴います。

そんな疲れた日の夜、体をソファーに沈め、暖かな暖房の前でお気に入りのワインを飲むのが最高のひと時。私は(健康上の理由もあって)飲酒の習慣は無いのですが、スノーシューを楽しむようなアクティブな日は総じて体調も良いので、夜はワインも美味しくいただけます。

 

モンベルのスノーシュー:Kids Snowshoes from mont-bell.

この日の夜は、着心地の良いお気に入りなコロンビアの暖かフリースジャケットを着て、ぬくぬくとしながらソファーで地元・北海道産ワインを愉しみました。

疲れと相まって、程なくうたた寝してしまう、この心地よさ。次はどのレンズをお供に森に入ろうかな。〔了〕

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