GR IIIx にはフィンガーストラップが最適解
GR IIIxのストラップ、純正品を含め色々と試したのですが冒頭画像の「フィンガーストラップ」に落ち着きました。
購入したのは「Yullmu 本革 GRフィンガーストラップ」なる中華製アクセサリー。価格はバラつき有りますが概ね1,500〜2,000円弱と安価です。
あまり期待はしていなかったのですが、革の質感も手に馴染むしなやかで、ストラップのループ部分も思いの外、頑丈に出来ています。
GRシリーズの利点は「速射性」にありますが、サッと指を通せるフィンガーストラップは速射性を損なわず良い感じ。まさに最適解を見つけた思いです。
「GR IIIx」は昨秋に購入して以来、日常撮影の9割はGR IIIxになってしまった程に気に入りました。従来ファインダーを覗いて撮るスタイルを貫いてきたのですが、ことGRに関しては真っ黒なボディが目立たず、ファインダーが無い故にカメラを構えている感が感じにくいので街中でパッと撮るのに向いています。
上記写真は朝の新千歳空港カードラウンジで撮影した一枚。歪みのないシャープな写りの中に、朝の日差しが柔らかい陰影で撮れているのが印象的でした。これもサッと取り出して秒で撮影したカメラ任せな状態でしたがキレイに写ってくれて気に入っています。
札幌駅前にあるカニ料理店にて。コンデジでここまで立体感ある描画は凄いですね。
ホテルのロビーに飾られたクリスマスツリー。陰影の表現、色の美しさ、絞り開放でのシャープさ、一眼カメラの大きなレンズでも中々難しい表現がポケットに収まる小さなカメラで写せるのですから最高ですね。
以前に別記事で投稿しましたが長年愛用していた往年のフィルム機「CONTAX T2」がフィルム価格高騰で気軽に撮れなくなった昨今、CONTAX T2を置き換える気軽なコンデジとして「GR IIIx」が大活躍してくれます。
(ピントが合焦しにくい、最新ファームウェアでも動作が怪しい、無線でPCにファイル転送できない等の不満点も少なく有りませんが、描画の美しさで許せてしまうカメラです)
[了]