三八式歩兵銃に0.25g弾を試す
我が家のインテリアS&T製「三八式歩兵銃」。いつも飾ってあるだけでは面白く無いので、久しぶりに外に持ち出し「0.25g弾」のBB弾に入れ替えて0.2g弾との違いを比較してみました。
購入時の記事でも触れましたが、私はサバイバルゲームはしないので専ら部屋のインテリアとして飾っているのみ。撃つ事は殆どありません(通算でも100発未満)。
ただ気が向いたのでこの度0.25gのBB弾での命中精度を試してみました。
以前の別記事にて紹介したのですが、0.2g弾で試射した際は20〜30m先のワインボトルに小気味よくカンカン音を立てて当たるのでとても気分が良いです。ただ、40m以上先となると0.2g弾では風で流れてしまい急激に命中精度が低下。
そこで今回は0.25g弾ではどのような傾向にあるか試してみました。
今回用いたのは東京マルイ製「ファイネストBB 0.25g」。いわゆるバイオBB弾と呼ばれる類のモノで、プラスチックでは無い天然成分で作られた弾。
その為(理屈としては)時間経過と共に土に還る&野生動物が口にしても影響が少ない(と謳われている)製品です。この辺りはキツネ、タヌキ、エゾリスといった野生の哺乳動物が多く生息していますので、最低限の配慮をしたつもり。
さて、試射したこの日は天気アプリによると風速1〜2m程の穏やかな天候です。0.2g弾と0.25g弾で試した違いとして、先ずは0.25gではHop-Up機構の調整幅が広がり飛距離が伸びます。
20mや30m程度の距離では0.2g弾/0.25g弾に有意な差は感じませんでしたが、違いが出て来たのは、やはり40m以上になってからです。
40m距離では0.2g弾だとワインボトルに当てるのは中々厳しい。それが0.25g弾ですと意外に当たる(と感じる程度には改善する)。
50m距離では0.2g弾だと「なんとか弾が届いてはいる」状態。これが0.25g弾では「常に狙ったあの辺に弾が飛んでいく(=目視確認できる程度の集弾性は感じる)」程度にまでは改善されます。ただ、さすがに微風であっても風の影響を受け顕著に流されていきますので、ワインボトルのような小さな標的に当てることは無理ですね。
60m距離は・・・既に目視で判断できないですが、多分「届いていない」(少なくとも意図したところには届いていない)。スコープを装着していないので、この辺りが限界ですね。
そうそう、東京マルイでは更に重量のある「0.28g」弾も用意されています。
次は0.28g弾を用い、50m距離にてワインボトルに安定的なヒットができるよう挑戦したく考えます。
このように重量別に複数種が用意されたBB弾ですが、一般的には0.12g/0.2g/0.23g/0.25g/0.28g/0.3gが用意されています。
以前はもっと重量のあるBB弾も売られていたようですが、サバイバルゲームでは弾の重量制限も設けられており、大体0.2〜0.25gのレギュレーション故に、0.28g以上のBB弾は中々無いようですね。
下記サイトでは各社の0.28g弾を細密に比較検証されています。これは凄い。
風の影響を受けないビニルハウス内での射撃とは凄いですね。
・・・いい歳のおっさんがおもちゃの鉄砲で遊んでいるのは嫁さんや娘たちから見ると実にキモい光景のようですが、奥の深いロマンのある世界なのですよ。[了]