フェアレディZ(Z32)の自然吸気・2by2プラモデル
これ迄もフェアレディZのプラモデルはタミヤとフジミ模型から発売されていましたが、いずれも前期型2シーター(2座=2人乗り)のみ。
そんな中、ハセガワが昨年2023年11月に「前期型・2by2」モデルを発売します。こんなネオクラシックな車を今更ながら新規で発売するのも驚きですが、モデルの再現度が非常に高いことでも評判となっていました。
こうして国内大手プラモデルメーカー3社から発売されたフェアレディZ(Z32)ですが、上記のいずれも「ターボ」仕様のみのラインナップでした。
フェアレディZが持つ、スポーツカー然としたイメージからすると2シーター&ターボがラインナップとして正しいのでしょうが、実車の総販売台数ではNAモデルが多かったと記憶しています。
実はかく言う私も過去にフェアレディZ(Z32)2by2・NAモデルを6年ほど乗っていた経験があります。
当時はミニカー等も収集していたのですが御多分に洩れず何れもターボ仕様ばかりがモデル化されており、愛車と全く同じ仕様には巡り会えていませんでした。
・・・それが、まさか今更リリースされるとは。1989年デビューの車なので実に35年前のモデルなのですからね。
このフェアレディZ(Z32)の想い出は数知れず。2by2のNAモデルはスポーツカーよりむしろ「グランドツーリングカー」の味付けがされ、同じ車でもターボ車とは走りの印象がかなり異なります。
以来、日産のV型6気筒・自然吸気エンジンでホイールベースの長い車だけを乗り継ぎ、現在に至ります。[了]
※前述のイラスト、車両のフロント部分に若干違和感あり・・・
下の写真はハセガワのプラモデルより。完璧に実車のスケール感を再現されています。この伸びやかな感じが良いんですよね、2by2は。