ASUSのモニターVZ239HRをVESAマウント化
結論から言うと、VESA規格に非対応のモニターでも「モニターアームマウントキット」を貼り付けるだけで、安価かつ簡単にモニターをVESAマウント化することができました。これはオススメです。
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我が家ではASUS社製「VZ239HR」という23インチの液晶モニターをセカンドモニターに愛用しています。購入したのは2020年、ちょうど新型コロナが流行して日本でもテレワークが一気に普及したタイミングでした。
15,000円程度で購入できる安価なモニターですが、23インチという適度な大きさがとても気に入っており、在宅ワークの生産性向上に大きく寄与してくれています。
ただ、唯一の難点は、VESA規格に対応していない為、モニターアームを装着できない点です。当初こそモニターアームは不要と考えていたのですが、机の上をより広く活用するためにはフレキシブルに動くモニターアームでの運用が必要となってきました。
非VESA規格なモニターをVESA化するアイテムで一般的なのは上下をクリップのように挟み込むタイプのものですが、どうにも美しくありません。なにか良いのがないものか・・・とAmazonを眺めていて見つけたのが、冒頭の画像にある「モニターアームマウントキット」でした。
仕組みは単純で、粘着性のある半透明のシートにVESA規格のネジがついているもので、これをモニターの裏側に貼り付けるだけでVESA化できます。
ASUSのモニターは背面が梨地状の処理がされているので、吸着してくれるか不安でしたがピッタリと貼り付いてくれました。また、それでいて貼り直しが容易なのも良いです。剥がれること無くシッカリと吸着し続けてくれます。これは凄い。
ASUSのモニター台座を流用するタイプのVESAマウント化キットも売られていましたがイマイチ値段が割高なので「モニターアームマウントキット」をチョイスした次第です。
VESA化できたことでASUSのモニターに元々ついていた台座が邪魔になる為、取り外すことにしました。
モニターの台座を外すには背面をこじ開ける必要があります。私の場合、上記画像のように、自転車のタイヤ修理キットのヘラを使ってパキパキとツメを外すことが出来ました。
このように背面が開きますが、薄いフレキ(フレキシブルコネクタ)が接続されているので注意が必要です(私はこれが少しズレてしまい画面が映らなくなって再度分解してフレキを装着し直すハメになりました・・・)。
あとは台座を固定しているネジごと外してあげれば綺麗に台座が取り外せます。モニターを支えていた台座なだけあって、なかなか頑丈にできています。
VESA非対応のモニターを買って後悔している方がいましたが、ぜひお試し下さい。拍子抜けする程カンタンにVESA化できるのは勿論、なにより安価にできるのが良いですね。〔了〕
※くれぐれも改造は自己責任でお願いしますね。