北大祭で観た3DCG駆使のライブ

北海道大学の大学祭「北大祭」にて一風変わったライブ演奏を観て来ました。(私はこの類に疎いのですが)「初音舞踏祭」と名付けられた北海道大学ボーカロイド同好会によるステージ発表です。

「初音ミク」に代表されるVOCALOID(音声合成技術)の歌とバンド生演奏に合わせ、ステージでは3DCGアニメーションが投影される複合的なライブパフォーマンスです。
目を引くステージ中央の透明スクリーンは低コストに透過型を実現する「ポリッドスクリーン」と呼ばれる農業用ポリエチレン系ビニールシートを活用したリア投影式のようでした。
同じく北海道の北見工業大学でも有志がVOCALOIDと3DCGを活用したイベントを行なっているようですが、こちらは正面から投影する方式且つ生演奏ではなく打ち込みDTMのようです。
北見工業大学 大学祭 #kitfes60 にてボーカロイドライブ #kimitomiku にて統括プロデューサーを務めさせていただきました
— sinohiro966 (@sinohiro966) June 25, 2023
ライブ当日はスクリーン映像管理を行なっておりました
たくさんのご来場, たくさんの応援ありがとうございました
また、機会がありましたらせひ、お会いしましょう! pic.twitter.com/pk9INMwTyF
話を「初音舞踏祭」に戻すと、既に北大祭では名物の1つとして定着している様子で約一時間のライブは超満員。会場は熱狂と一体感に包まれていました。

インパクト的に中央の3DCGに注目しがちですが、当該ライブが異様に盛り上がっていたのは生演奏レベルの高かさに尽きます。
それでいて演奏者は黒子としてステージ世界観の維持に徹していたのが印象的です。[了]