娘のATH-M20xBT

audio-technica ATH-M20xBT.

高校生の長女がオーディオテクニカ製モニターヘッドホン「ATH-M20xBT」を購入。

試聴させて貰うと1万円程の安価な有線/無線兼用型ながら正しくモニターヘッドホンらしい無味無臭無色透明な音色を奏でてくれました。


娘は楽器演奏の練習用に購入。放っておくと値段の安い適当なのを買いそうだった為「その用途ならモニターヘッドホンが良いぞ」と勧めた所、彼女は教えたがりおじさん登場のウザさを顔に出しつつも素直にモニターヘッドホン「ATH-M20xBT」をセレクト。


モニターヘッドホンと言えばSONY「MDR-CD900ST」が定番。娘も「YouTubeファーストテイクのアレ」と認知していましたが、流石に敢えて買う理由は見つからず。

30年近く前にMDR-CD900ST(MDR-CD900だったかも)を音声編集で使った経験がありますが音楽を愉しむようなヘッドホンでは無い故、今更興味は唆られません。

 

audio-technica ATH-M20xBT.

今回ATH-M20xBTを聴いた際、遥か昔のMDR-CD900ST同様にモニターヘッドホン然な無味無臭無色透明な音が聴こえてきます。ATH-M20xBTをヘッドフォンアンプ「Shanling UA2」経由にて有線接続で聴いたところ、価格から想像する音を超えた解像度の高さが印象的でした。

唯一、高音の鋭いピアノ曲で若干ハウジングが響く印象を受けたのですが、これは音源側の問題かも知れません。

 

いずれにせよ音楽鑑賞を楽しみたい際は再生装置側のイコライザーを少し弄れば多様な音源に対応できる懐の深さを感じますし、フラットで解像度の高い音は楽器練習用途に最適と感じます。

ガーリーなホワイトモデルもある中、硬派なマットブラックをチョイスした点を含め、我が娘ながら渋いチョイスをしたものと感じます。[了]